お世話になっております、東京農業大学4年の海上真太郎です。
はじめに農大ラクロス部を支えてくださっている全ての方々、誠にありがとうございます。
いつもはエグいほどふざけてしかいませんが最初で最後のブログなので、頑張って真面目なこと書こうと思います。そして僕と似たような人の勇気になればと思います。
僕はあんまり頑張れない人間です。そして頑張れないせいで起きた自分の失敗を認めたがらずに逃げるクソみたいな人間です。
これを自覚できたのがラクロス部という場所でした。しかもついこの間です。
そのストーリーをお話します。
すこし昔に遡ります。1年生の時、みんなが上手くなっていったのに、運動神経が悪い僕は活躍が出来なかったので、試合出場の機会を求め今やっているポジションのFOer(フェイスオファー)にたどり着きました。
FOerは各クォーターの始めと得点後に行うFO(フェイスオフ)を行うポジションです。その勝ち負けは試合に大きな影響を与えます。そしてほとんどのFOerはその出番の後は攻撃や守備に参加せずベンチに全力で戻ります。いわば「一瞬に全てを懸ける漢のポジション」なのです。
1年生の最初にみた試合で先輩の一瞬に懸ける姿に憧れてFOerに興味を持ちました。
ですがFOerとしての成績は中途半端で、あとにFOを始めた同期のライバル、そーたに抜かされてしまいます。ここでもそーたに才能があったからだなと思ってました。
そんな中途半端な実力の中でコロナ禍がやってきました。僕は家にジムを作り筋トレと食トレをしまくりました。その結果体重は10キロ以上増えて、体格という武器を手に入れました。
これで農大では無双だ!と思いましたが、現実は甘くなく2年生のときにはあと一息でベンチ入りを逃し、3年生のときにも最後の試合ではFOerの中で僕一人だけベンチの外から応援という結果でした。悔しかったですが、ここでも自分のせいじゃない、って思ってました。
そして自分の代になり、2人しかFOerがいないのでやっとAチームかぁと思いましたが、数ヶ月間J(Bチーム)に落とされました。僕はヘッドコーチのミッチーさんに今までの不満をぶつけてしまいました。
そこでミッチーさん言われたことを一部載せます。
「大事にしてほしいというのは、
現状、死ぬ気で取り組まないと追い越せないかもという認識と、周りからも本気が伝わるぐらいに取り組むことです
本気で取り組んでいれば、AJ関係なく全力を尽くすはずです。
また周りに与える影響に関してもAJ関係なく本気で取り組んでる姿の方が良い影響を与えるのではないかとも思います
👆これを伝えられた意味を、幹部陣や同じポジションのそうたが朝早くきてやってることなどと自分の普段の練習中の取り組みを振り返ってみて少し考えてみてください」
そこで「俺、全然がんばってないのに何言ってたんだ」って思いました。
頑張っていないことに気づいてはいましたが、これは無意識に心の奥に閉まっていました。
それから練習や筋トレや大好きなFOに“本気”で取り組み、Aチームに復帰して、他大でも「パワーではしんしん」と言われるまでに短期間で成長出来ました。
僕はこれを4年目で気づけたことに感謝しています。
パワーと泥臭さでFOからチームを盛り上げて、勝ちに貢献します。
って言う真面目な話は柄に合わなくて苦手なので聞かなかったことにしてくれるとありがたくて〜、
めちゃくちゃ面白くて楽しい仲間達と1部昇格してワイワイするために頑張ります!!応援よろしくお願いします!!!