2024 TEAM SLOGAN 【GRIT】

ブログ リーグ戦に向けて 4年大川智久

リーグ戦に向けて 4年大川智久

平素よりお世話になっております。
今シーズン主将を務めさせて頂いております大川智久です。

はじめに、日頃よりご支援を頂いているOBOGの方、顧問である大石先生をはじめとする学校関係者の方々、誠にありがとうございます。

今回はリーグ戦に向けてとのことなので、

1. 今シーズンの農大ラクロス部への想い
2. この場を借りて伝えたいこと

の2つについて書きたいと思います。
同期のブログが想像の3倍短かったので自分は少し長めに失礼します。

1. 今シーズンの農大ラクロス部への想い

はじめに、今シーズン始動するにあたって自分の中で一つ理念なるものを決めました。
それは、

『5年後も10年後も継続して強い農大を作ること』

です。

ここで自分の言う“強い農大”というのは非常に広義で、もちろんラクロスの実力もですが、組織としての強さのようなものも指します。

せっかくなので、こういった考えに至った背景をシーズン当初から振り返りながら迫っていきたいと思います。

タレント揃いで絶対に1部に行けるだろうと言われていた昨シーズン、蓋を開ければ結果はギリギリで2部残留。
そしてその数日後に前々から、この代は弱い。キツイだろ。といわれていた自分たちの代がスタートしました。

やっぱりみんな不安は隠しきれず、モチベーションが上がらない人が多く見受けられました。

シーズン当初多田さんが作ったノートに、全員が今年の目標と自分が引退するまでの各年の目標を書く機会がありました。
Kickoffミーティングで一部昇格を目指そうと言った直後にもかかわらず、
2023目標:2部残留
2024目標:1部昇格
と書いている後輩がそこそこ居て、とても悔しく不甲斐ない思いをしたのを今でも鮮明に覚えています。

それと同時に、農大ラクロス部の長年にわたる大きな欠点をみつけたと思いました。

何か明確な理由があって目標を下方修正するのであれば納得できるのですがほとんどの人は、

今年は弱いってい言われてるから無理でしょ。
来年、再来年は今年に比べたらいけそうって言われてるから目指そう。

といったなんとなくの感覚、まわりからの下馬評で判断していました。

対戦相手もわからないし、新シーズンが始まってから一度も試合もしたことないのにイメージのみで負ける想定をしてしまう。また、新人戦で大きな結果を出したわけではないのになんとなく自分の代になったら一部行けそうと判断する。

これはおそらく今年だけではなく例年同じような状況が続いていると感じました。

このままだと、期待されていない代はそれなりの結果になり、期待されている代が1部昇格したとしても次の期待されてない代ですぐに降格。といったループをずっと繰り返すのだと思いました。

結論、最もやるべきことなのは

「目の前の自分たちの課題に建設的に全力で取り組めるようになること」

だとおもいました。
当たり前のように聞こえますが実はほとんどのチームが出来ていないんじゃないかと思う。

強いと呼ばれている対戦校の対策は全力でやるが、勝てそうと思う相手の対策はおろそかになり意に反して負けてしまう。これはよくある話だと思います。

これを今年から完全に無くし、相手がどのチームであろうと今できることを全力で取り組み、勝利を目指せるチームを継続させる。

それが自分のやるべき事だと判断しました。

ここで最も大切なことは「継続させる」ということです。

もし今年うまくいったとしても、それが来年できなかったり再来年出来なかったりして同じような問題で悩んでしまったら意味がないです。

今年チームを変え、その姿勢を何年も文化として残し続けられるようにしたい。そう思い、

『5年後も10年後も継続して強い農大を作ること』

という理念を自分の中に作りました。

なので、おそらくどの代の主将よりも細かいことにしつこく言及した気がします。

クリアが上がっても本来のやりたいことと違えば細かく言ったし、うまくいったプレーでも再現性が低そうであれば、どうしたらよかったと思う?なぜそう考えた?と、うざい面接官ぐらいしつこく聞きました。

  雰囲気良くいこう!切り替えよう!となっていても、重要な話し合うべき点をそのまま放置して流しそうになったら厳しく言いました。
  
  忘れ物や防具の置き方が汚かったら何度も言いました。

  これらの行為は決してみんなをいびりたかったのではなく自分で決めた理念にとって必要だったので行ったものです。

  うるさかったと思うけどついてきてくれたみんなにとても感謝しています。

  そして、

『5年後も10年後も継続して強い農大を作ること』

に今もっとも必要なのは
“一部昇格”という結果だと思います。

これで結果が出なければ、やっぱり間違えた取り組みをしていた。と当初のみんなの不安を肯定してしまうと思います。

しかし、今年一部昇格することができたら、周りになんと言われていても目の前の課題に全力で取り組めば勝てるという自信をつけることが出来ると思います。

そしてそこで得た自信は何年後も残ると思います。

そして現在、遅咲きではありましたが少しづつ成長してきました。

シーズン当初は勝てなかった相手にも勝負できるようになってきました。
どこの相手でも、勝てると思うようになりました。

ただ、まだまだ死ぬほど伸びしろがあると思っています。

みっちーさんが以前おっしゃっていた、
  
  「自分がチームに与える影響を過小評価しないこと。」

という言葉がすごく大事だと思っています。

なんの因果関係があるかはわからないですが、ゆうたやそうきがしっかり自分たちでクリライを仕切れるようになってきたり、メニュー間の反省でかべしんが最初に発言するようになったり、せっきーが自分から意見を発信できるようになってきたタイミングと、チームがしっかり戦えるようになってきたタイミングはちょうど同時期くらいだと思います。

一見なんも関係なさそうでも必ずどこかで影響していると思います。良いことも悪いことも。

まだまだ自分の力を秘めている人たち、必ずプラスに働くはずなので自分の殻を一歩破ってみましょう。

2. この場を借りて伝えたいこと

ありきたりかもしれませんが最後に感謝を伝えたいです。
長くならないように短めに。

まずはコーチの方々。
手間のかかるチームだったと思います。大人がいる安心感を身に染みて感じました。休日や自分の予定を返上して関わってくださって本当に感謝しています。

たいがさん。
たくさんおじさんいじりをしてきましたが尊敬しています。オフ期間もたくさんロングを教わりました。
覚えているかわかりませんが自分が2年の末にケガやその他もろもろの事情が重なり、肉体的にも精神的にも金銭的にもしんどかった時に、お前の生活費も俺が払うから辞めないでほしい。と言ってくれてすごくうれしかったです。
すこしでも成長したところをリーグ戦で見せれたらいいなと思っています。

そうたさん。
部活以外の時間でとてもお世話になりました。例の一件でいろんな大学に悪名が轟いてしまったのは残念でしたが尊敬しています。

うめさん。
去年までは先輩として、今年は同級生(?)として長年お世話になってます。こうして長い間一緒にラクロスできてうれしいです。バディ会しましょう。

22一年生価値提供事業のみんな。
怪我で失意の中なんとなく学連に残って活動がはじまったけど、同じようなチーム事情で悩んだり、一緒にラクロスの活動をすることが出来てとても楽しかったです。みんながいるから頑張れるみたいなところあります。間違えなく青春。

両親。
何度も仕送りをしてもらったり応援してくれてありがとう。こんなに応援してくれていなかったら間違えなく続けることができなかった。おかげさまで最高に充実した日々を過ごしています。あと少しなので最後まで応援お願いします。

現役のみんな。
なんやかんやいろいろといいましたが、人としてはみんな素直で良い子(めいせいは除く)なのでとっても助かりました。
特に、下級生という立場で責任感と行動力で示してくれていたまつけんにはとても助けられました。ありがとう。

最後に、今年から例年よりも遥かに多くミーティングしたし、弱みに目を背けずに向き合ったと思います。
今年だからできること。今年だから後輩に伝えられること。今年1部に行くから価値のあること。必ずあります。
これを忘れずに最後までやりきります。

残りの期間全力で取り組んでリーグ戦誰よりも楽しみましょう!

渡邊成美 記事一覧

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。* の項目は必須項目となります。

関連記事

LATEST NEWS 最新情報
SNS
FACEBOOK

【2020特別大会vs法政結果報告及び’20シーズン終了のお知らせ】 常日頃より農大男子ラクロス部にご支援、ご協力頂き誠にありがとうございます。 先日行われました特別大会2戦目vs法政の結果報告をさせて頂きます。 最終スコア0-7で農...

東京農業大学男子ラクロス部さんの投稿 2020年11月24日火曜日
INSTAGRAM
YOUTUBE