2024 TEAM SLOGAN 【GRIT】

ブログ -ラストブログ- 4年 田中葵

-ラストブログ- 4年 田中葵

平素よりお世話になっております。
今年度スタッフリーダーを務めさせていただいております、田中葵と申します。
まず始めに日頃より農大男子ラクロスに多大なるご支援をしてくださる保護者やご家族の皆様、OB、OGの方々、顧問である大石先生をはじめとする学校関係者の皆様、コーチ陣の皆様、この場をお借りして御礼申し上げます。

大学で部活動に所属して良かったと思うことは、周囲からの支えや、自分が恵まれているなると実感できたことだと思います。
ラストブログでは、このラクロス部でたくさん泣いた話を書かせていただけたらと思います。
ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

私が1番泣いたのは昨年、育成を担当した時です。
クラスターによるサマー、リーグ戦出場停止を防ぐために上級生と1年生の練習を完全に分けました。
スタッフも人数制限により、1年生練の側には1年生スタッフ6人と私だけ。正直やることが多すぎて、何からすればいいのかわからなかったです笑
今思い返せば笑ってしまいますが、その状況で行ったミニゲ試合は、私が審判しながらベンチに指示を出しているというあり得ない状況でした。
それまでモチベ同期という精神でやりきってきた私には、2チーム制により同期に全く会うことができないという状況がきつすぎました。
誰にも頼ることができない。
心が完全に折れていました。

その時私の支えになったのが、同期と後輩達です。

練習中、1年生達からの色んなところで聞こえる「あおいさん、あおいさん!」と呼ばれる声が、私が頑張らないで誰がやるんだと奮い立たせてくれました。

2年生と一緒に練習した3年生
本当にみんなには迷惑かけたし、支えられっぱなしでした。あの状況を変えることができなくて、ごめんね。
良い育成ではなかったかもしれないけれど、あの期間でできたみんなとの絆は宝物です。
2チーム制が終わった時にこのままでいたいと言ってくれた時は頑張って良かったと思えました。
あの時味わった大変さはみんなしかわかりません。これからも絶対忘れないで、今後迷った時はあの時を振り返ってほしいなって思います。
リーグ戦で同じベンチに立てて、Aチームで活躍するみんな姿を見れるのは育成した母として誇りに思います。
あおいさんの養子になりたいって言ってくれた娘達、どうぞ待ってます。

練習後の家ではほぼ毎日泣いていたかもしれないです。
そんな時、離れていても会えなくても支えてくれた同期達がいました。

同期スタッフのさつともえ
私が弱音を吐くと、絶対に2人は辞めないでと言わずに、一緒に部活辞めようと言ってくれました。どんな時も3人一緒と言ってくれた言葉がどれだけ嬉しくて、どんなに救われたか。
さっちゃんともえちゃんが同期じゃなかったら、部活を辞めていた自信があります。
おばあちゃんになっても今と変わらず、3人で 一緒にくだらない話でたくさん笑っていたいです。

他にも

コーチ陣のいらっしゃるzoomミーティングでも、育成に対するきつい言葉に泣いたことがあります。裏で優しいキングが泣かないでとずっとLINEで話してくれていました。私が辞めたら俺も辞めると言われてしまいました。逆にそのせいで泣いてました。

珍しく誕生日に長文で、俺みたいに少しは怠惰になりなよと言ってくれた寝坊おじさんもいました。もう機種変して消えてしまったけど、初めて感動しました。

リーグ戦も行けないかもしれないと電話で話すと、私がいないと頑張れないし、出る意味ないと泣いてくれた小さな巨人もいました。あの時のしつこい電話がほんの少しだけ嬉しかったし、そのまっすぐさが好きです。
これからも仕方ないので面倒見てあげます。

また、もう1つ私が部活を続けていられる支えがあります。
昨年のリーグ戦初戦、2チーム制解禁初日。
リーグ戦の会場につくと、先輩に最初の一言で、テーピングを巻けるかと頼まれました。正直、数ヶ月リーグ戦のためにもと1年生達と必死に助け合ってきたけれど、先輩達にとっては本当に小さいことだったんだなと悲しく思いました。
もちろん足首は巻きました。
その後にバディのななに会いました。
ななは会った瞬間、私の顔を見て泣いてくれたんです。
その時、この子のためにも先輩として頑張らなきゃなって心に決めました。
いつもポンコツで頼りない私を支えてくれてありがとう、今でもななが私の励みです。
ずっと私の大事な唯一バディです。

私は強くないです。
同期や後輩達はどう思ってるかわからないけれど、できる女でもないです。
ここまでこれたのも、たくさんの周りの人達に支えていただいたおかげでしかないです。
本当にみんなありがとう。

同期へ
今シーズン、スタッフは「チームの奥さんに」というスローガンを掲げていました。
いつでも選手と対等に、一緒に戦いたい、チームの一員であることを誇りに思いたいという思いが詰まっています。
そう私達4年スタッフが思えたのも、1年生の時からスタッフだからとか関係なく、仲良くしてくれた同期選手達のおかげです。
ブログでは、スタッフに支えてもらってると言ってくれるけれど、どちらかといえば私達の代は、選手に支えてもらっていることが多いと思っています。
1年生の頃から、みんなの活躍が私の喜びでもあり、誇りでした。
みんなは強いです。
かっこいいです。
みんなと同じ代でいられた私は幸せ者です。
シーズンが終わる、最後の最後まで一緒に戦わせてください。

最後に
2年の冬に担当していた会計の件で困っていた時に、昨年のキャプテンから、上に立ったらやるしかないんだと言われて泣いたことがあります笑
この時から後輩のままでいてはいけないんだと先輩としてしっかりしなければならないと覚悟を決めました。
尊敬できる先輩達はたくさんいましたが、
このことと育成を担当したということもあってか私は先輩に相談するということができなかったです。

後輩達には私と同じことを感じて欲しくないという思いが強く、
スタッフ間では特に、先輩後輩関係なく話しやすい環境づくりを個人的にはとても意識していたので、
後輩達から何でも話してくれたり、相談してくれるのがとても嬉しかったです。

もしかしたら後輩の中には雰囲気が緩いと思っていた子もいるかもしれません。

自分達が先輩にしてもらって嫌だったこと、良くないと思ったことは絶対に変えてください。同じことを繰り返さないようにしてください。

ただ、ラクロス部はチームです。
自分1人では、自分達の代だけではやっていないということも忘れないで欲しいです。

私は先輩に相談はできなかったと書きましたが、先輩方に感謝することは本当にたくさんあります。先輩方からの教えがあってこそ、今までずっと繋いできて下さったから今の農大ラクロス部があります。

私は、その恩返しを後輩にしているつもりです。
だからもし、後輩のみんなが今まで先輩達にしてもらってありがたかったなと思うことは、みんなの後輩に返してください。そうやってラクロス部を繋いでいって欲しいです。

リーグ戦直前となった今、毎日が試合当日みたいに緊張して心臓がふわふわしています。 

全力を尽くしましょう。
全勝しましょう。
たくさん笑って泣きましょう。
最後の最後はみんなでハグしましょう!

今後とも農大男子ラクロス部をよろしくお願いいたします。

#PRIDE

MG あおい

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東京農業大学男子ラクロス部さんの投稿 2020年11月24日火曜日
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