平素よりお世話になっております。
4年原田巧です。
農大関係者、父母、OB・OG、コーチの皆様のご支援があり活動を続けることができました。心から感謝申し上げます。また、今年度も引き続き熱い応援のほど何卒宜しくお願い申し上げます。
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おれには裏切れない人達がいる。
まずは両親。
一円も稼がないろくでなしな息子に好きなことに打ち込める環境を作ってくれた。洗濯やご飯やお金を用意してくれた。それなのにリーグ戦前は激励のラインを送ってくれる。両親なしには今の自分はいないし、両親には頭が上がらない。そんな両親に4年間の自分の成長した姿をプレーを通して見せて恩返ししたい。
次に部活のみんな。
この部活にはいろんなやつがいて、みんないろんな形でラクロス部に作用してる。
就活もしないで部活のことだけに全て注ぎ込んでいるやつがいたり、
長期離脱してもまた一からちゃんとやり直して努力するやつがいたり、
骨折って手術しても弱音一切吐かずにタータン走りまくって復帰戦で3点決めるやつがいたり、
水木の自主練に毎回くるやつがいたり、
予備校で遅くまで勉強してもちゃんと部活で結果出すやつもいたり、
朝3時に起きて部活来るMGもいたり、
チームの勝利を信じてくれる下級生がいたり、
やっぱり、この部活には尊敬できるやつがいっぱいいて知らず知らずのうちに影響されてる。そういう部員がいるからおれも頑張ろうと思える。頑張らなければ失礼だなと思う。時間も労力も全てラクロスに懸けている仲間が大勢いる。だから、そんな仲間を裏切れない。
人は自分の周りにいる10人の性格を足して10で割った性格になるらしい。それだけ人は周りの人に知らず知らず影響されている。
ミッチーさんがこのブログを書く意味は、バタフライ効果で誰かにいい影響を及ぼすためだと言っていた。
自分が誰かに影響を及ばせるかはわからないけどわずかでも誰かにいい影響を与えれればいいなと思う。
だから、自分の小話を一つ。
今年の1月の終わりから腰の怪我で3ヶ月ほど離脱してた時があった。その時はちょうど新歓と就活が重なって精神的に疲弊していた。思うように動かない体に、今まで積み上げてきたものが崩れていくような気持ちだった。復帰しても前のようなプレーはできず、後輩に抜かれ、正直ラクロスがしんどかった。
そんな時、春過ぎに成瀬剛が指を折った。手術しなければいけないほどの重症だった。それでも剛は弱音一切吐かずに、タータンを走りまくっていた。それを見ておれは自分が恥ずかしくなった。おれはいつまでも失ったものを嘆いていたけど、剛は常に前を向いていた。
みんなに顔向けできないような終わり方はしたくない、そう思って前を向いて努力しようと思った。
それから毎日壁当てをし、毎日ではないけれどシュー練とアジリティをした。筋トレも週4ぐらいのペースで行って、自粛期間は週7行った。腰の怪我が再発しないために毎日、浴槽に30分から1時間入って、ヨガして、筋膜リリースもした。毎日やってるOFMTGにも参加した。食事にも気を使って足りない栄養素はサプリメントで補い、疲労が溜まりにくい体作りを心がけた。水木の自主練も行ける時は行くようにした。
でも、多分みんな言わないだけでもっともっと頑張っている人はいっぱいいる。
そんな人達と一緒に抱き合って笑って終われるように最後の一週間全力で走り切ろうと思う。