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ブログ -ラストブログ- 4年 木村俊介

-ラストブログ- 4年 木村俊介

ラストブログ

「感謝」

お世話になっております。
東京農業大学男子ラクロス部4年の木村俊介です。
平素より当部へ多大なる御支援を頂いております全ての方々に、この場をお借りして感謝申し上げます。

4年間で最後のブログということで、これまでの自分のラクロス部としての4年間を振り返りながら、色々な人に感謝を伝えるブログを綴ろうと思います。

4年間の中での自分の1番の転機、
それは2020年、大学2年生の時の新型コロナウィルス感染症の拡大があった年。日々の生活はあっという間に制限されて、課外活動も全て停止。コロナ禍で部員と会えず、練習も出来なかった中でモチベーションを保つのは無理だった。やる気はほぼなかった。が、当時最上級生のたかやさんから毎日オンライン体幹に参加しろのLINEがしつこく来る。当時の自分は面倒だなと思ってたんだろうけど、今思い返してみればどれだけモチベーションが無くても、自分がラクロス部である事が頭から消えなかった大きな理由なのかもしれない。
たかやさん、ありがとうございます。

そんな状況下、同期で始まったクロスワークの動画撮影。帰省していて東京に戻れなかった俺はボールをネットで買う所から始まった。数ヶ月ぶりに触るクロス。いざやり始めると楽しくて、思う様な動画になるまで練習を続けた。
同期1人1人の数十秒の動画がワンオクのWasted Nightsで繋がり、その動画が同期LINEで共有された時、完成度が高かった嬉しさなのか同期みんなが大好きなのが再認識できたからなのか、ちゃんと泣いたのを覚えている。最高の思い出だ。

この4年生の最後のリーグ戦を迎える今、同期のみんなと同期で居れる事が本当に嬉しい。

コロナ禍で改めて認識する事が出来た、
先輩の熱い想い、同期の大切さ。
当たり前に練習が出来る有難さ。
自分にとって、2020年のコロナ禍での生活は、活動再開を望む、また部活をやりたいと思えた大きな転機だった。

ここからは今シーズンのことを書こうと思ったが、その前にたつやさんの引退ブログの言葉がここで脳裏に浮かんだので。

お前らが必ず一部昇格しろ、2022チーム全員で農大の歴史を塗り替えろ。
その上で誰も置いていくな。

去年のリーグ初戦、青学に負け千葉大戦を迎える直前の状況下でのブログ。当時3年の自分には大きく刺さる熱い言葉で、4年生の意地を感じたブログだった。
そんなたつやさんも参加した始動MTG。

今年必ずリーグ戦全勝で1部昇格を成し遂げる、創部以来未踏の1部の舞台に行く。
一人一人が、チームが、農大が、1つになって「PRIDE」を持って戦う。

2022チーム始動時にチーム全員で決めたスローガン。2022年が始まってから8ヶ月半。
本当に色んな事があった。
どんなにイレギュラーなことが起きても、その全てをチームが良い方向に導びいてくれた幹部、コーチ陣。

これまでの全ての事象が目標達成への道に直結している。
どれだけイレギュラーな事が起きても、どれだけ予測不能な事態に陥ったとしても、それらは必ず1部昇格にとって必要な道になる。

ヘッドコーチのみっちーさんが言い続けてくれた言葉。

2022シーズン、これまでにコーチ陣から得る事が出来た影響というのは本当に大きい。
それはみっちーさんが今年HCになってから、技術的な部分もそうだが、マインドの面でも。
コーチ陣は考えられない頻度で練習に参加してくれて、一緒にプレーしてくれて、常に目標達成に向けてのマインドを部員一人一人に意識させてくれている。
ピッチ内でも、ピッチ外のMTGでも、コーチ陣のチームの目標達成に向けて尽力する姿は、その背中は、チームに本当に良い影響を与えてくれている。

コーチ陣の尊敬するべき背中を見る事が出来ている自分は、このチームは本当に幸せだと思う。

ここまで自分達に懸けてくれるコーチ陣にも、しっかりと感謝の気持ちを持って、1部昇格という最高の結果で恩返しがしたい。

コーチ陣の方々、休みを返上して、忙しい時間の合間を縫って、2022チームの為に尽力して下さり、本当にありがとうございます。
残り数ヶ月となった今シーズンですが、残りのリーグ戦期間、引き続き最高の熱いサポートをよろしくお願いします。

そして1番に感謝を伝えたいのが、これまで支えてくれた両親。

実は、新チームが始動した今年は、父親は部活に協力的では無かった。年末に帰省したとき、約半年後に控えた公務員試験の勉強の進度に呆れられ、このままじゃどこも受からない。部活なんかしてる場合じゃないと言われた。自分の学問分野を知る教育者である父からの、本当にきつい言葉だった。

東京に戻ってくると同時に部活は再開。
人生が懸かった試験の事で頭がいっぱいで、周りには休部したいという旨の相談を沢山してたと思う。
だって人生懸かってるんだよ?って。
それだけ必死だった。焦っていた。

同じ公務員志望のしゅうやには、大きな影響を受けた。それは、休部しない決断だった。
休部の話をしても、休部はしないとしか言わない。頑張ろうよとさえ言ってくれる、部活に対する根性、熱意。尊敬だった。

休部しない事を決めた。父親にも同じ状況の部員の存在を伝え、そいつらと一緒に休部せずに絶対に両立させると、熱い想いを伝えた。
納得してくれて、応援してくれた。
それから約半年間、練習の日は10時間。オフの日も12時間以上、予備校の自習室に毎日通って勉強した。
次の日も朝練。地獄だった。意地だった。
しゅうやが居なければ、絶対に俺は勉強を理由に休部していた。
同期には公務員志望が4人。
4人全員が今シーズン休部すること無く、部活と試験勉強を両立させた。
休部しなかった期間の成長は本当に大きいと、今改めて思う。
しゅうや、ありがとう。

結果、最難関の第1志望に合格できた。予備校にかかる費用を出してくれた両親、1度は呆れられた父親に最高の結果で恩返しする事ができた。
入部した時から、なんだかんだで自分のことを応援してくれている父親。去年のリーグ戦のライブ配信にハート付きのコメントする位、意外と熱中して見てくれてる母親。
多分ブログも見てくれるはずだと信じて。

この場を借りて両親へ。
中学からの約10年間の部活動生活、支えてくれて、応援してくれて、本当にありがとう。
最高のサポーターです。
今年は是非会場に観に来て、近くで応援して下さい。

スタッフ
うだるような暑さの真夏でも、手が凍りそうな真冬の雨の日でも、選手の為に練習や試合のサポートをしてくれて、本当にありがとう。

練習間で飲むボトルはもちろん、練習メニューの1分単位での時間管理や試合校との渉外まで練習や試合の環境を整えてくれるMG。
怪我の防止や怪我の対応、体づくりの為のトレーニングまで、万全な状況で活動できる様にサポートしてくれるTR。
試合に近い練習環境にする為に、練習で笛を吹いてくれて、審判員としての技術向上を目的に外部の試合にも派遣で行ってくれる審判班。
部員のアスリートとしての健康を維持する為に、学科で学んだ知識を活かし、資格を取り、自分達に還元、発信してくれる栄養班。

その他にもASや配信含め、沢山の役職に就くスタッフがこのチームを支えてくれています。スタッフが居なければ練習は、チームは絶対に成り立っていません。これらはブログを書く機会でしか伝えることも出来ないので、この場を借りてお礼を言います。
毎日毎日、部員の為、チームの為、
チームの勝利の為を思って動いてくれて
本当にありがとう。本当に感謝しています。

4年スタッフ。1年生の頃から今まで、同期を一番近くで支えてくれて本当にありがとう。
3人と最後のリーグ戦を迎える事が出来て本当に嬉しいです。最高のリーグ戦にしよう。

ラクロスを通して。
4年間の大学でのラクロス部としての活動を通して、本当に一人の人間として成長する事が出来たと思っている。

自分でもほとんど意識する事が出来ていないけど、試合での勝利がチームの目的であると同時に、
部活動の本来の目的は、
学科学年が離れた集団の中で互いに認め合い、励まし合い、高め合いながら自主的に行う活動を通して、豊かな人間性や社会性を育成すること。
つまり、学生生活での部活動は、社会で活躍する事が出来る段階を踏む為の成長環境の1つ。

1年生の時、部活としてラクロスをすると決意した自分を最大限に褒めてあげたい。

この「ラクロス」という部活動を通して出会うことが出来た同期、先輩後輩、OB、コーチ、他大学の友達、それ以外にも自分と関わってくれた全ての人は、一人の人間として成長できる要因となった、
「自分を取り巻く最高の環境」で、自分にとって本当に大きな財産です。

ラクロスを通して出会ってくれた全ての方々に、心から感謝しています。
本当にありがとうございます。

最高の環境で迎えるリーグ戦。

この最高の2022チームで、
絶対にリーグ戦全勝で1部昇格しよう。

俺らなら絶対やれる。
勝って笑おう。必勝。必笑。

#PRIDE
農大男子ラクロス部 #8 木村俊介

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東京農業大学男子ラクロス部さんの投稿 2020年11月24日火曜日
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